2022年3月26日付で、サンデン株式会社代表取締役社長に就任いたしました。

私がサンデン（株）に入社した当時、代表取締役社長になる事など想像もしていませんでした。ただ前代表取締役中川社長のパワー、勢い、スピードについていくのに必死だったと思います、気が付けば仲間も増え、グループも増えていた印象です。

今度はついて行く立場から、引っ張ていく立場になります、中川会長を含め従業員全員で築き上げたものを壊さないように、第一に安全を考えていき確実に品質の良い物を提供できる企業を目指して、さらなる発展と従業員、グループ全体が幸せになれる様に全力でやらせていただきます。

この建設業界、人手不足等厳しい状況が続いている中、若手の育成、職場環境をしっかりと整えて、目まぐるしく変わる建設業法にもしっかり対応していきます。
問題は山ほどありますが１つ１つ乗り越えていく為には皆さんの協力が必要です。

新体制でスタートする2022年度、全員で協力し、助け合い、人が人を呼んでくる会社にしたいと思っています、まだまだ未熟者ではございますが引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

建設業に興味を持ち、大勢の方々に助けていただきながらモノづくりを始めて、気付けば25年以上たちました。今でも一番最初に担当した現場は記憶に強く残ってます。

この業界の魅力は図面を読み、工程・施工手順を考え、測量し、設計通りの構造物を完成させ、そして完成した物が何十年先もその場所に存在し続ける事だと思います。
施行中は辛いことも多々ありますが、工事が完了した時の感動と安堵感は何度経験しても言葉では言い表せない程です。

「建設業」は職種幅の広い業種です。その中でも弊社は鉄道土木事業を主として営んできました。鉄道は新幹線、在来線とありますが両方共携わってます。
近年では毎年のように大雨による土砂崩壊があり多くの被害が発生してます。鉄道も例外ではなく被災しております。要請があれば関係各所が一丸となり
1日でも1時間でも早く復旧し通常運行できる様、災害復旧作業にも取り組んでます。フットワークが良く、責任感・技術ある仲間と一緒に仕事ができることに感謝してます。

鉄道は皆さまの手軽な移動手段であり、重要なインフラです。そのような日本国の大動脈に係わらして頂いている事に誇りを持ち、日々感謝し列車が遅延なく安全運行できる様工事を行ってます。

サンデン株式会社は地域に根付き、信頼され、幅広くチャレンジを続けてまいります。

この度、常務取締役に就任致しまして私自身大変な重責を感じております。
新体制として社業の発展にこれまで以上寄与していきます。誠に微力ではございますが皆様の御期待に応えられますよう職責を果たしてまいります。

さて、近年における日本の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により経済活動が急激に停滞しており、厳しい環境が続いております。感染症の長期化や貿易摩擦の激化によって先行き不透明な状況が継続すると思われます。
企業の設備投資抑制が続く事が懸念され、これまで以上に厳しい環境になることが予想されます。各地で頻発する大規模な自然災害や老朽化した多くのインフラをかかえる日本において建設会社は必要不可欠であますが建設業に携わる人手不足、働き方改革に伴う生産性の向上等、課題は山積みです。
しかしながら、私自身『苦境の中こそ成長が望める』と確信しております。ここ福山の地で皆様と福の山を築いていく所存です。

最後になりますが、お客様、地域の皆様、協力会社の皆様、社員及びご家族の皆様がより一層の幸せを感じられますよう、高い志、課題に挑み、ワクワクするような会社づくりに精進してまいります。

皆様におかれましては、今後とも一層のご支援、ご教授を賜りますようお願い申し上げます。